結局はサディストとマゾヒストが1番上手くいく説

こんにちは*ももいろきいろです。 

サディストとマゾヒスト

ここでは、相手から求めたい人をサディスト、相手に与えたい人をマゾヒストとします。

もう少し具体的に言うと、マゾヒストはパートナーに尽くしたい人。

そしてサディストは尽くされたい人です。

 

たとえば、美味しい料理を作ってあげたい、洗濯も掃除もしてあげたい、パートナーにとって過ごしやすく楽しい環境を与えたい!と、思う人は、忠誠を尽くすマゾヒストだと思っています。

逆に、サディストはと言うと、世話されることで幸せや愛を感じる人、どこか子供っぽくて自分のペースに引き込もうとする人(デートプランは俺に、もしくは私に全て任せてって人もです。)、またはパートナーに母親や父親像を求める人が、支配欲のあるサディストになるでしょう。

 

だいたいマゾヒストは女性的で、サディストは男性的なイメージがあると思いますが、

最近はそんなことないと思います^^

 

類似性の要因

ほんの少しだけ、話題が変わりますが、類似性の要因についてです。

類似性の要因って、”人は自分と似た人を好きになりやすい”というやつです。

お互いの趣味や、住んでいる場所、好きな食べ物とか育った環境、考え方や行動リズムとかもそうかな・・・。

とりあえず、自分と共通している部分が多ければ多いほど、親近感が沸きます。そして「この人は特別な人だ」となり、好意を抱きやすいというやつです。

 

TVの結婚会見や、恋愛ものの番組なんかで「お互いのどこに惹かれたんですか」とか、「結婚の決めてになったことなんですか」とかいう質問がありますよね。

それに対して「価値観が似ていたからです」って答える場面をよく見ます。

 

たしかに、パートナーと出会うには住んでいる場所も近くなきゃだし、

同じ時間帯に同じ場所にいなきゃ出会えないし、

会話が弾むときは同じものを食べている時だろうし・・・類似性の要因も当てはまるなぁとは思います。

 

 

似たもの同士は上手くいかない

自分と似た人を好きになるのは自分自身を認めたい気持ちがあるのかなぁと思うんです。

やっぱり自分を否定されるより、共感して貰えるほうが気持ちいいし安心できますもん。

 

なのに、”価値観が似ていたから” ”私たち似たもの同士なの” とかいうカップルって結婚したら数年後に別れてません?

 

たしかに、付き合っているときは似たもの同士の2人のほうが、2人きりの世界に没頭できるので、周りが見えないくらいの大恋愛になる可能性が高いです。

でも、結婚すると情熱的な愛から、安定した安心感を求めだします。

そして、燃え上がっていた炎は、焚火のように静かでしっとりとした熱へと変わり、人生を共に歩む運命共同体へ変化を遂げます。

そうすると、似たもの同士では波長が合わなくなり、「こんなはずじゃなかった」となるわけです。

 

結局はサディストとマゾヒストが1番上手くいく説

結局は、類似性の要因によって自分と似た人を好きになっても、似すぎていると上手くいかないんですよね。

価値観が一緒で、結婚したのに、価値観が一緒すぎると上手くいかない・・・。

結婚後も幸せを感じたいのであれば、自分はマゾヒストなのか、サディストなのかを見極める必要があるし、自分とは違うパートナーを選ぶほうが幸せになれると思います。

 

しかし、一番だめなことは、恋愛中は与えたいマゾヒストだったのに、結婚後は急に与えてほしいサディストに変わること・・・。

今までは需要と供給が上手くいっていたのに、サディスト×サディストもしくはマゾヒスト×マゾヒストとなると、お互いの波長が合わなくなり、そりゃあぶつかる訳です。

仲良く結婚生活を送るためにも、最初に自分が決めた自分のタイプを急に変えないことだと思います。

・・・結局は、サディストとマゾヒストが1番上手くいくんです。

 

相手に尽くしてしまった人は、悲しいことに一生尽くしていくことになる訳です。

            ・・・私も含めて。